ウェブフック設定
サービスウェブフックは PocketSign Platform から設定します。ウェブフックはサービスごとに 1 つ設定できます。
設定画面はサービス詳細の「Webhook」タブにあります。Webhook URL、有効状態、受信イベント、リソースイベント購読設定を同じ画面で確認できます。

設定項目
| 項目 | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
| URL | はい | KLONEvent の送信先エンドポイント。HTTPS である必要があります |
| イベント種別 | いいえ | 受信するイベントの種別。未指定の場合はすべてのイベントを受信します |
| 有効 / 無効 | はい | ウェブフックの有効状態 |
イベント種別のフィルタリング
ウェブフックに受信するイベント種別を指定することで、必要なイベントのみを受信できます。
- イベント種別を指定しない場合: すべてのイベントを受信します
- イベント種別を指定した場合: 指定したイベントのみ受信します
指定可能なイベント種別の一覧は KLONEvent 仕様を参照してください。
テスト送信
登録済みの Webhook URL へ、実際のイベント発生を待たずにテスト用の KLONEvent を送信できます。エンドポイントの疎通確認や、受信側の署名検証・イベント分岐の実装確認に利用します。
操作手順は Webhook(PocketSign Platform) を参照してください。
送信できるイベント
| 種類 | イベントキー | 用途 |
|---|---|---|
| 疎通確認テストイベント | https://id.klon.you/events/v1/webhook/test | 到達性と署名検証の確認。通常のイベント配信では発生せず、イベント種別のフィルタリングや購読設定の対象にもなりません |
| 既存イベント種別のダミーイベント | KLONEvent 仕様 の各イベントキー | 受信側のイベント分岐まで含めた確認 |
ペイロード
送信されるリクエストは、POST / Content-Type: application/klonevent+jwt / 本番と同じ鍵での署名、および iss iat aud jti toe events の構成が通常の配信と同一です。テスト送信では、events 内のイベントデータに test マーカーが付与される点だけが異なります。
疎通確認テストイベントの例:
{
"iss": "https://id.mock.klon.you",
"iat": 1752204930,
"aud": "6e205c39-a73b-4a5d-b2cf-1d4f0e8b0a60",
"jti": "0e30e0e1-8a6e-4d7c-8257-7b1f8df6d6c1",
"toe": 1752204930,
"events": {
"https://id.klon.you/events/v1/webhook/test": {
"service_id": "6e205c39-a73b-4a5d-b2cf-1d4f0e8b0a60",
"test": true
}
}
}
ダミーイベントの例(service/subscribed を選んだ場合):
{
"events": {
"https://id.klon.you/events/v1/service/subscribed": {
"subscription_id": "00000000-0000-0000-0000-000000000000",
"service_id": "6e205c39-a73b-4a5d-b2cf-1d4f0e8b0a60",
"test": true
}
}
}
ダミーイベントの subscription_id や resource_definition_id には nil UUID(00000000-0000-0000-0000-000000000000)が入ります。service_id は対象サービスの実際の ID です。実在しない ID のため、これらを使って API を呼び出してもデータは取得できません。
test が true のイベントは動作確認用であり、実際にイベントが発生したことを意味しません。受信側では test マーカーを確認し、業務処理(データ更新や通知の送信など)を実行しないようにしてください。
テスト送信の性質
- Webhook が無効状態(サーキットブレーカー による自動無効化を含む)でも送信できます。再有効化する前の復旧確認に利用できます
- リトライは行わず 1 回だけ送信します。結果はサーキットブレーカーの連続失敗回数に影響しません
- Webhook 設定が未作成のサービスでは利用できません。先に URL を登録してください
- イベント種別のフィルタリングやリソースイベント購読設定にかかわらず、選択したイベントがそのまま送信されます
自動無効化
連続して配信に失敗した場合、サーキットブレーカーによりウェブフックが自動的に無効化されることがあります。詳細はエンドポイント仕様を参照してください。
自動無効化されたウェブフックは、PocketSign Platform から手動で再有効化してください。再有効化すると連続失敗回数がリセットされます。無効状態のままでもテスト送信は行えるため、再有効化の前に テスト送信 でエンドポイントの復旧を確認できます。
関連ページ
- エンドポイントの実装要件は エンドポイント仕様
- 受信可能なイベントは KLONEvent 仕様