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基本4情報リソースについて

ポケットサイン社では以下の三種類の基本4情報リソース群を提供しています。

  • 基本4情報
  • 券面事項入力補助APを用いて取得した基本4情報
  • 署名用電子証明書を用いて取得した基本4情報
基本4情報とは?

基本4情報は、マイナンバーカードの署名用電子証明書や券面事項入力補助APで取得できる個人情報のうちの、氏名、性別、住所、生年月日の4つを指します。 これらの情報は、住民票などの公簿に基づいています。

リソース群の使い分け

これらのリソース群は以下のように使い分けることをお勧めします。

一般的な場合

一般的な場合では「基本4情報」リソース群を利用することをお勧めします。 「基本4情報」リソース群は、「券面事項入力補助APを用いて取得した基本4情報」リソース群と「署名用電子証明書を用いて取得した基本4情報」リソース群のうち、新しいものを選択した値を含んでいます。

ほかのリソース群と異なり、「基本4情報」リソース群はすべてのユーザーでデータが存在します。 原理的にユーザーが他ユーザーの値を騙れる可能性がありますが、弊社独自の特許技術により抑止しています。

厳密な正確性が要求される場合

情報がそのユーザーのものであることが確実に担保されている必要がある場合は、「署名用電子証明書を用いて取得した基本4情報」リソース群を利用することをお勧めします。

署名用電子証明書は、15歳未満の方に対して発行されていないため、それらのユーザーでは利用できません。 また、ユーザーがポケットサインアプリに署名用電子証明書でログインしたことのない場合はデータが存在しません。

例えば、このリソース群の住所のリソースのデータが存在しその更新時間が3ヶ月以内であったとすると、そのユーザーは3ヶ月以内にその住所に少なくとも一度でも住んでいたことが判定できます。

厳密な正確性が要求され最新性も要求される場合

情報がそのユーザーのものであることが確実に担保されている必要があり、現在の情報である必要がある場合は「署名用電子証明書を用いて取得した基本4情報」リソース群を利用して情報を取得し、署名用電子証明書の有効性確認を行うことをお勧めします。

上記と同様に15歳未満のユーザーや署名用電子証明書でのログインをしていない場合はデータが存在しません。 また、転出届の提出から転入届の提出の期間のようにデータが存在しない区間も存在しえます。

ただし、転出届の受理などの実際の手続きから証明書が失効するまでのタイムラグが存在します。

注意

現行の SDK バージョンでは署名用電子証明書の有効性確認が行えません。今後のアップデートで対応予定です。

各情報について

氏名

氏名関連のリソースは以下の三つがあります。

  • 氏名: 名字と名前。ミドルネームは含まれていません。
  • 名字: 名字のみ。
  • 名前: 名前のみ。

住所

住所関連のリソースは以下の三つがあります。そのユーザーが日本国外に住んでいる場合では、これらのリソースは空文字列になります。

  • 住所: 券面事項入力補助APや署名用電子証明書を利用して得られた住所。
  • 都道府県名までの住所: 得られた住所に文字の正規化1をかけたのち、都道府県までを抽出2した値。
  • 市区町村までの住所: 得られた住所に文字の正規化1をかけたのち、市区町村および行政区までを抽出2した値。

性別

male(男性)、female(女性)、unknown(不明)のいずれかの文字列が入ります。

生年月日

生年月日関連のリソースは以下の三つがあります。

  • 生年月日: yyyy-mm-dd形式の文字列(例: 2006-01-02)。
  • 誕生年: yyyy形式の文字列(例: 2006)。
  • 誕生日: mm-dd形式の文字列(例: 01-02)。

脚注

  1. 都道府県名と市区町村名が国土交通省の位置参照情報に一致するように正規化を行っています。 2

  2. 「都道府県名までの住所」と「市区町村までの住所」での抽出処理は弊社で行っています。そのため、市区町村の合併直後などにおいて正しく抽出が行われていない場合があります。また、政令指定都市については行政区名を含めています。 2