データの利用の流れ
マイナ免許証には、免許証の色区分(優良・新規・その他)や、免許情報記録の有効期間の末日、顔写真、これらのデータが改竄されていないかをチェックするための電子署名などの情報が格納されています。 また、マイナ経歴証明書には、運転者区分(優良・一般・違反)や、運転経歴情報記録年月日、顔写真などのデータが格納されています。
マイナンバーカードの券面にはこれらの情報は印刷されないため、マイナンバーカードからマイナ免許証・マイナ経歴証明書の情報を利用したい場合、ICチップから読み取る必要があります。 Verify SDK を利用することで、マイナ免許証・マイナ経歴証明書のICチップから各種データを取得することができます。 また、Verify CardInfo API を利用することで、電子署名の検証及びデータのパースができます。
マイナ免許証・マイナ経歴証明書の利用
マイナ免許証の免許情報記録と、マイナ経歴証明書の運転経歴情報は、マイナンバーカードのICチップ内の同一の領域に同一の仕様で格納されています。 このため、Verify SDK におけるデータの読み出し関数は 1 種類のみであり、どちらのカードからも同じ関数でデータを読み出します。 読み出されたデータはそのままでは利用できないバイナリ形式であるため、Verify CardInfo API のパース用 RPC に送信してパースする必要があります。
マイナ免許証には、免許情報記録の改竄を検出するための電子署名も格納されており、SDK で免許情報記録を読み出す際に同時に取得されます。 読み出した免許情報記録が改竄されていないことを確認するためには、この電子署名の検証が必要です。 一方、マイナ経歴証明書には電子署名が格納されていないため、電子署名のデータとして空のデータが読み出されます。 マイナ経歴証明書の場合、電子署名がないため検証は行えませんが、どちらのカードであっても読み出したデータはパース用 RPC に送信する必要があります。
Verify CardInfo API のパース用 RPC も 1 種類のみであり、マイナ免許証・マイナ経歴証明書のどちらから読み出したデータも同じ RPC に送信します。 RPC 側でデータをパースした時点で初めて、対象のカードがマイナ免許証かマイナ経歴証明書かが判別されます。 マイナ免許証のデータの場合は、このパース処理にあわせて電子署名の検証も行われます。 マイナ経歴証明書のデータの場合は、先述のとおり電子署名がないため検証は行われません。
シーケンス
以下のような流れが基本となります。
取得したパース済みマイナ免許証データ(免許情報記録の有効期間の末日・顔写真など)は、マイナ免許証が有効であることの確認などに使用できます。
シーケンスの中で Verify SDK や Verify CardInfo API を利用するシーンについて、次のページから詳細に説明していきます。