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データの利用の流れ

特定在留カードには、券面記載事項、氏名イメージ・顔画像、これらのデータが改竄されていないかをチェックするための署名・証明書などの情報が格納されています。 第一世代在留カードとは異なり、生年月日・性別・国籍・在留資格などの情報は文字列として読み出せる券面記載事項に格納されています。 一方、氏名・住居地・顔写真は画像として格納されています。

Verify SDK を利用することで、特定在留カードの IC チップから券面記載事項や顔画像などのデータを取得することができます。 また、Verify CardInfo API を利用することで、署名の検証及びデータのパースができます。

備考

このドキュメントでは、マイナンバーカードとしての機能を付加した在留カード(特定在留カード)と特別永住者証明書(特定特別永住者証明書)を、あわせて「特定在留カード」と表記します。 特定在留カードの種類についてははじめに > 在留カード > 在留カード等の種類をご覧ください。

読み出したデータの利用

特定在留カードの IC チップから券面記載事項や顔画像を読み出して利用を行う際は、格納されている署名・証明書も同時に読み出し、読み出されたデータが改竄されていないことの確認が必要です。 このため、特定在留カードから券面記載事項や氏名イメージ・顔画像を読み出す際は同時に署名・証明書を読み出します。

読み出されたデータはバイト列であり、利用するためにはパースが必要です。

カード種別による読み出し可能なデータの違い

特定在留カードには、特定在留カード(カード種別コード 07)と特定特別永住者証明書(カード種別コード 08)の 2 種類があります。 資格外活動許可欄・在留期間等更新申請欄は特定在留カードにのみ存在するため、特定特別永住者証明書に対してこれらの読み出しを行うことはできません。 また、券面記載事項のうち在留資格許可の種類・在留資格許可年月日・就労制限の有無・在留期間の満了日は、特定特別永住者証明書には項目が存在しないため、パース結果が未設定(空文字列)になります。 その他の項目は、どちらのカードからも読み出せます。

読み出せるデータ項目の一覧ははじめに > 在留カード > 特定在留カード等から読み出せるデータを参照してください。

拡張 APDU 対応端末が必要です

特定在留カードは、券面記載事項などの読み出しにセキュアメッセージングを使用します。 セキュアメッセージングの確立には拡張 APDU への対応が必要です。 Android では、拡張 APDU に対応していない端末で読み出しを行うと ExtendedLengthApduNotSupportedException が発生します。 iOS では拡張 APDU が常に利用可能なため、この制約による読み出しの失敗は発生しません。

ただし、特定在留カード AP の有無確認とカード種別の読み出しは、拡張 APDU に対応していない端末でも実行できます。

シーケンス

以下のような流れが基本となります。

取得したパース済み特定在留カードデータ(顔画像など)は、本人確認時に撮影した顔写真との容貌一致確認などに利用できます。

シーケンスの中で Verify SDK や Verify CardInfo API を利用するシーンについて、次のページから詳細に説明していきます。