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モック環境

ポケットサイン社が運用するモック認証局が発行した証明書を利用する環境です。 FeliCa カード(交通系 IC カード、Edy、WAON など)や、 ISO/IEC 14443-4 Type-A カード(クレジットカードなど)を利用して動作検証を行うことが出来ます。 環境の違いについては環境をご参照ください。

iOS 26 以降での動作について

iOS 26 において、モック環境用の Verify SDK でカードを読み取る際に iOS 25 以前のバージョンでは反応していた一部カード(クレジットカード等)が反応しない事象が確認されています。

交通系 IC カード などの FeliCa カードは従来通り反応することを確認しています。 モック環境用 Verify SDK を使用して動作確認を行う場合は、FeliCa カード(交通系 IC カード等)をご利用ください。

検証の対象

SDK は、FeliCa カード(交通系 IC カード、Edy、WAON など)や、 ISO/IEC 14443-4 Type-A カード(クレジットカードなど)のカード識別子をもとにモック環境向けの証明書を自動生成し、 この証明書を用いて署名を行います。 モック環境は、この署名に対して検証を行います。 実際のマイナンバーカードは利用できません。

PocketSign Verify API を使用して署名の検証現況確認を行った場合、 ポケットサイン社が運用するモック認証局に問い合わせを行い、署名の検証や現況確認を行います。 モック環境の利用にあたっては、費用は発生しません。

環境の違い

モック環境向け SDK は FeliCa カード(交通系 IC カード、Edy、WAON など)や、ISO/IEC 14443-4 Type-A カード(クレジットカードなど)のカード識別子をもとにモック環境で利用可能なデータを生成しますが、 生成されたデータと実際のマイナンバーカードに格納されているデータとの完全な互換性は保証していませんのでご注意ください。

また、ポケットサイン社が運用するモック認証局は、公的個人認証サービスの認証局との完全な互換性を保証していません。 テスト環境では、公的個人認証サービスが運用する認証局を利用しており、本番環境に最も近い挙動となるため、 品質保証のための検証等はテスト環境で行うことを推奨しています。

モック環境の利用方法

PocketSign Verify API のモック環境を利用するには、以下のように設定を行う必要があります。

PocketSign Verify API

モック環境における PocketSign Verify API のエンドポイントは https://verify.mock.p8n.app です。

例えば、署名検証を行う場合の URL は、 https://verify.mock.p8n.app/pocketsign.verify.v2.VerificationService/Verify となります。

PocketSign Verify SDK

モック環境と本番環境で異なる PocketSign Verify SDK が用意されており、利用するためのパッケージ名が異なります。 モック環境向け SDK の組み込み方は、Getting Startedをご参照ください。