1.0.7
仕様変更
- モック環境において生成する証明書の項目を変更しました。
- 署名用電子証明書・利用者証明用電子証明書の Subject 項目の CommonName の値に含まれるアルファベットを大文字に変更しました。
- 署名用電子証明書・利用者証明用電子証明書の Certificate Policies 項目の PolicyIdentifier の値を変更しました。また、PolicyQualifiers 項目の値である CPS(Certification Practice Statement) の URL を変更しました。
- 利用者証明用電子証明書の AuthorityInfoAccess 項目の AccessDescription の値である OCSP レスポンダ の URL を変更しました。
- 利用者証明用電子証明書の CRL Distribution Points 項目の Organizational Unit Name の値が
P8N for digital signature
となってい たため、 P8N for user authentication
に修正しました。
その他
- 一部 Android 向けパッケージに不要な依存関係が含まれていた問題を修正しました。
1.0.6
新機能
- Android 環境において、
ReaderSessionException
例外が発生したとき、原因となった例外が存在する場合に cause
プロパティで参照できるようになりました。
- iOS 環境において、
ReaderSessionException
例外が発生したとき、原因となったエラーが存在する場合に underlyingError
プロパティで参照できるようになりました。
バグ修正
ConfigurableCardSupplier
によって作成されたモックカードとの通信で、
正しい暗証番号によって照合をした場合に試行可能回数がリセットされない不具合を修正しました。
仕様変更
- Android 環境において、SDK の関数から
SecurityException
例外が発生する場合、
代わりに ReaderSessionException
例外が発生するように変更しました。
このとき、 プロパティ code
には TagLost
が設定されます。
1.0.5
新機能
- 券面事項入力補助 AP と 券面事項確認 AP に対応するクラスのみを含む iOS 用の SDK
VerifyMockCardInfo
が利用可能になりました。
破壊的変更
ConfigurableCardSupplier
のコンストラクタ引数 myNumber
の型を数値型から文字列型に変更しました。
バグ修正
- iOS において、カードとの通信を行う SDK の関数実行時、
システムのカード読み取り UI の「キャンセル」ボタンを押した場合に呼び出し元に制御が戻らない不具合を修正しました。
仕様変更
ConfigurableCardSupplier
のコンストラクタ引数 certNotBefore
のみを指定した場合、
生成される証明書の有効期限終了日を certNotBefore
の 5 年後と CA 証明書の有効期限終了日のうち、早い方に設定するよう変更しました。
ConfigurableCardSupplier
のコンストラクタ引数 certNotAfter
のみを指定した場合、
生成される証明書の有効期限開始日を certNotAfter
の 5 年前と CA 証明書の有効期限開始日のうち、遅い方に設定するよう変更しました。
- モック環境において
ConfigurableCardSupplier
を用い有効期限を指定した証明書を生成する際、
指定した certNotBefore
もしくは certNotAfter
が 2022 年 1 月 1 日 0 時 0 分 0 秒(GMT)〜 2031 年 12 月 30 日 0 時 0 分 0 秒(GMT) に含まれない場合、
IllegalArgumentException
を発生させるよう変更しました。
1.0.4
新機能
- マイナンバーカードに対しプリミティブな操作を行うためのクラスが追加されました。
これらのクラスを用いることで、カードの読み出しをする際により細かな制御を行えます。
- JPKI AP に対してプリミティブな操作を行うためのクラス
LowLevelJPKIAP
が追加されました。
- 券面事項入力補助 AP に対してプリミティブな操作を行うためのクラス
LowLevelInputSupportAP
が追加さ れました。
- 券面事項確認 AP に対してプリミティブな操作を行うためのクラス
LowLevelConfirmationAP
が追加されました。
破壊的変更
- モック環境において生成される証明書のシリアル番号が負の数になりうる問題を修正しました。
- これにより、同じカードによって生成された証明書でも、1.0.3 以前の証明書とは異なる証明書が生成されます。
その他
- 最新 4 情報取得の同意と同意取消を行うために必要なデータの生成方法を修正しました。
- モック環境において有効期限を指定して証明書を生成する際、
指定した
notBefore
の値が 2022 年 1 月 1 日 0 時 0 分 0 秒(GMT)〜 2031 年 12 月 30 日 0 時 0 分 0 秒(GMT) に含まれない場合、 IllegalArgumentException
が発生するようになりました。
- この期間はモック環境における CA 証明書の有効期間であり、証明書の発行日時が CA 証明書の有効期間外とならないように修正しました。
1.0.3
新機能